今の自分を観る、これを常に意識するようになった。
意識していれば、いろんなことに気づくものである。
そう、気づく、それだけだ。
気づいて、それが良い?、または、悪い?、などの判断はしない。
ただただ、自分の今の状態、例えば、すごく緊張している。
手に汗をかいている、失敗したらどうしよう?不安に思ってる自分がいる。
今の自分の内面も観察する、これを習慣にするまで訓練する。
なぜか?
それは、いつも何かに不安をいだき、こうなったらどうしよう、そういう想いで頭がいっぱい。
これは囚われている状態であって、さらに際限なく不安感は増長する。
こういう傾向が自分は強く、いつも中途半端な自分を誤魔化し、悪いことだから直さねば、そう考えてはグルグル思考はエンドレス。
そこに明るい光をみたのが、今このときの気づき、自分を観なさい、ということを学んだ。
人の脳は、何もしなければすぐに、過去の反省、未来の不安で一杯になってしまう。
それが当たり前のこと、人はそのようになっている、それがごく普通のこと。
問題は、その反省や不安に心が囚われてしまうことなのだ。
なので、今このときの自分を観察する、そしてそこに良い・悪いという判断はしない。
つまりジャッジは要らんということです。
そして、これには訓練が必要ということ、これホンマにそう、強く実感しています。
簡単そうで、いやいや、とても奥深いものです。
この訓練のことを自分は「マインドフルネスの実践」と呼んでいます。