テレビは殆ど見ない。
唯一、視聴しているのが、朝ドラと大河ドラマ、この2つはNHKオンデマンドにて、好きな時間に観ています。
ただ、この2つ以外で今、もうひとつ、観ているドラマがあって、それが「にじいろカルテ」。
最初に観るきっかけは、岡田惠和さんの脚本であったので。
初回に観て、すぐに心が反応した。
虹ノ村の人々に、本来の人の居場所、小さな集合体、お互いに思いやりもって、適度な距離あって、まちがいなくそこは自分の居場所、そういうところに大きく深く同意していると思う。
登場人物それぞれにドラマがある。そして皆、虹ノ村が居場所、観ていて、心が熱くなる。
今までの観たドラマで、いつまでも心に残る名作と聞かれたら、このドラマをおいて他にない。
それは「ちゅらさん」です。
今でもNHKオンデマンドで視聴できます。(配信:2021年4月30日まで)
もちろん脚本は、岡田惠和さんです。
同じように、それぞれ居場所があって、その関係が本来の人の生き方そのもの。
一風館の人々は、虹ノ村の住人の皆さんと繋がります。
そして登場する人物それぞれが、今を一所懸命に生きている。
もちろんドラマではありますが、そのドラマを超えて、演じている役者の皆さん自身がそこで一所懸命なのが観ている側に伝わってくるのです。これは、脚本がそうなっているのか、いや、その脚本の役を演じる方々の想いが観て入る側の心に響いているのだと、自分は確信しました。
特にこのシーン、もう何回、観たことでしょう。
なんど観ても、その都度、心が熱くなります。
第84回ガジュマルの樹の下で
(2001年7月7日放送)